働く人々。世の中の仕事、実務の現場

世の中の仕事の内容や実務の現場、キャリアパスについて色んな人に聞いてみました。

IT企業に在籍していた時に携わっていたネットワーク監視業務

以前携わっていた仕事で、ネットワーク監視業務を実施していました。仕事内容は主にnagiosというツールを使って、正常にネットワーク及びサーバが保たれているのか確認する仕事です。明らかに異常が発生している時は、再起動やコマンド入力などを実施していき、正常な状態に戻すのが仕事内容です。シフト制が採用されていて、24時間監視を行っており、夜の時間帯はトラブルが少ないのでかなり楽でした。
この仕事に携わったきっかけは、元々ネットワーク及びサーバ関連の仕事をしたいと探していました。その時に複数のネットワーク及びサーバ関連の求人を見つけることができたので応募したところ、採用してもらうことができました。約40名ほどの社員が在籍しており、30名ほどがネットワーク及びサーバ関連の仕事を行っていました。勤務状況としては約10名ほどのチームを作って日勤、準夜勤、夜勤という形で仕事が行われていました。
給料は24万円ほどでそこから税金で色々と引かれたところ、約18万円ほどの給料を手取りで貰えたことを覚えています。作業はそこまで多くないので、正直高額な給料を貰うつもりは個人的になかったです。暇な時間の方が多く、時間を余らせてしまうことがもったいないのでその時はIT関連の資格取得勉強をしていました。
案件受注は、営業が3名ほどいたので営業が契約を獲得してきて、そこから上司がネットワークやサーバの設定を実施していきます。そして私がnagiosを使用して監視を行うというのが一つの流れとして確立していました。この仕事をする時につまらない及び辛かった出来事は、複数のトラブルが一気に発生した時です。年末年始などはネットワーク及びサーバトラブルが発生しやすく、複数のトラブルが起きてしまうことが多かったです。速やかにトラブルを解消しないと深刻な状況に発展するので、非常に大変でした。また状況によってはデータセンターに行って、サーバの再起動をしないといけないのが辛かったです。逆に楽しかったもしくは好きな作業は、トラブルが起きた時に素早くトラブルを解消することで、達成感を感じることができました。同じトラブルでも比較的軽度なトラブルがあり、そのトラブルはちょっとしたコマンドを入力することで簡単に解消できます。最初このトラブルを解消できた時は、とても気持ちよく清々しかったのでとても好きな仕事でした。
ネットワーク及びサーバの仕事をしたいと言われた時、24時間対応できる体力の他に素早く対応できる行動力が求められてきます。正直ネットワークやサーバに関する知識は、マニュアル化されていることが多いのでそこまで求められないです。しかし体力や行動力がないと戦力として活躍するのが難しいので、仕事に携わりたい人がいる時はこのようにアドバイスします。