働く人々。世の中の仕事、実務の現場

世の中の仕事の内容や実務の現場、キャリアパスについて色んな人に聞いてみました。

インターネットショップで雑貨を販売。ネットだけど大事なのは接客

私はインターネット上で雑貨を販売しています。

もともとのきっかけは、チャットで知り合った人とのちょっとした思いつきでした。

彼の同級生に雑貨を扱っているメーカーの社長がいたのです。

「雑貨ならインターネットで販売したら全国展開できるんじゃないの?」

という私の一言がきっかけで、ネット仲間が集まって、会社を起こしました。

ネットショップの運営が主な仕事

私の担当は商品紹介のテキストを考えて、商品ページに入れていくこと。

そして、メルマガを発行すること。

あと、大切なお客様とのメールでのやり取りも私の仕事です。

ネットショップはサイトを作るよりも大変なのは運営していくこと

ネットショップはサイトを作るのももちろん大変ですが、それよりももっと大変なのは運営していくことです。

仕事の流れとしてはまず、商品ページの注文カートから注文が入ると、メールが届きます。

それを確認したら私が確認メールを出し、出荷担当者が梱包。

荷物を発送する際の送り状も私が専用のソフトを使って印刷します。

初めて注文が入った時の嬉しさは忘れていません

初めて注文が入った時の嬉しさは今でもはっきりと思い出すことができます。

当時はまだ「インターネットで物なんて売れるの?」と人に言われたような時代でしたから、嬉しさもひとしおでした。

クレームこそは次のステップへの足がかり

しかし良いことばかりではなく、お客様からクレームを受けた時は本当に落ち込んでしまいます。

ただ、クレームこそは次のステップへの足がかり。

最初はクレームでメールしてこられたお客様がリピートしてくださった時にはホッとして、また、やりがいを感じます。

もし私の子供がやりたいと言い出したら

そんなネットショップをもし私の子供がやりたいと言い出したら、もしかしたら反対してしまうかもしれません。

しかしどうしてもやりたいともし言ったら、

「ネットの仕事だからといって接客をおろそかにしてはいけない」

ということをまず第一にアドバイスしたいです。

パソコンの向こう側にはリアルな世界が広がっています。

そこにいるのは間違いなく人間であって、決してバーチャルではありません。

インターネットショップでも実店舗でもそこは同じですね。

そういう私自身まだまだ未熟者なので、これからもいろいろと学んでいきたいと思います。

2024年09月30日 at 14:25
世の中の仕事、実務の現場

病院の顔といわれる医療事務はこんなお仕事。決して楽ではないのに薄給です。

私は今病院の医療事務をしています。

このお仕事に就いた理由は人のためになる医療関係のお仕事がしたかったからです。

昔から人のために動いたりお世話をしてあげるのが好きで医療事務員になりたいと思っていました。

仕事内容は・・・

この仕事内容は楽ではありません。

基本的に受付と会計とパソコンを数人いる医療事務が当番制で交替するのですが、仕事はこれだけではありません。

電話対応や患者さんの必要書類の作成。

救急で来た患者さんのカルテの作成。

必要に応じてはカルテ庫から必要なカルテを探し出して来たりと幅広い仕事があります。

そして月初めに必ずあるレセプト確認。

今月分の患者さんの診療内容の請求額に間違いがないか、一つ一つ確認して訂正する作業があります。

私はそれで1週間ほど10時ごろまで居残りしています。

お給料は手取りで14万円ほど

これだけ働いてお給料は手取りで14万円ほどです。

結構厳しい職業だと思います。

お仕事の雰囲気

作業は医療事務の先輩の指示を聞くことはありますが、だいたい自己責任です。

月初めのレセプト業務は淡々としすぎてつまらないです。

ですが受付や会計で患者さんとお話するのは楽しいです。

慣れるまでは覚えることだらけで結構辛いです。

が、慣れてくると周りから認めてもらえるし、おしゃべりする余裕が出てきて楽しくなります。

人の世話が好きな人にはやりがいがある仕事です。

この仕事に就きたいなら相手への気配り、優しさは大事だと思います。

患者さんを優しく迎えてあげましょう。

2024年09月05日 at 18:48
世の中の仕事、実務の現場

イベントホールの清掃会社のお仕事は、巨大イベントホールを片っ端から清掃していく体力勝負の仕事の話

私は超巨大イベントホールの清掃及び点検を担う仕事をしていました。

ほぼ毎日、数万人規模の客入りのあるイベントが行われており、多くの人の出入りがある職場でした。

この仕事を始めたきっかけ

この仕事を始めたきっかけは、単純にイベントが大好きだったからです。

好きなアーティストのライブ鑑賞のために、何度か足を運んだことのある会場でした。

それで親近感がありました。

自分もそんなところに関わりながら働けたら素晴らしいなと思い立ち、気づいたら応募していました。

イベント会場は色々な業者さんが、色々な業務を請け負って成り立ってます

イベント会場は巨大なので、色々な業者さんが、色々な業務を請け負って全体が回っています。

私の勤めていた会社はイベント終了後の清掃と点検を担っていました。

具体的な業務は大体決まっていてます。

  1. 床清掃(モップがけ)
  2. 掃き掃除
  3. 忘れ物回収
  4. 飲食物で汚れた箇所の集中清掃

という流れです。

作業は単純ですが、何しろ広い

これだけ見ると簡単そうに見えるかもしれません。

ですが、何しろ規模が大きいので、いくつもイベントホールがあります。

それらのうちイベントで使用済みの箇所全てを巡回しなければなりません。

1番ホール清掃
急いで4番ホールに移動
清掃?急いで
8番ホールに移動・・・

清掃を請負している業務なので汚れを残すことは当然許されません。

速さと正確さ、そして何より体力が求められる仕事でした。

社員は10人程度です

会社は清掃と点検だけを担う小規模です。

勤めているのは10人程度。

部署は一つだけで、毎回2~3名のチーム編成で清掃を行なっていました。

給料は月15万程度

給料は月15万程度でした。

イベント終了後の業務なので出勤が夕方から。

終電の前には退勤できていたことを考えると額は良い方なのかもしれません。

ですが、体力的にきついのです。

働いていたときの正直な気持ちとしてはもっと貰えても良いはずなのになと感じていました。

一番辛かったのは汚れの落とし残しを指摘されたこと

一番辛かったのは汚れの落とし残しを翌日会場を運営している、要するに請負先から指摘されてしまった時です。

清掃業者に任せたのに綺麗になっていない、なんて許されるはずもなく、大変お叱りを受けてしまいました。

会社全体の信用に関わることであり、深く反省をいたしました。

楽しかったこと

逆に楽しかったことといえば、普段興味のないようなイベントの空気に触れられたことです。

頻度は高くないですが、イベント開催中も会場内にいくつも設置されたダストボックスのゴミを回収して周る、という業務があります。

つまり仕事時間中、イベントの空気にずっと触れていられるのです。

自動車の展示会や新作ゲームの祭典など、自分では出向く発想すら浮かばない世界に触れられるのはとても良い刺激になります。

この仕事はこういったイベントごとが好きかどうかでモチベーションが大きく変わってくると思います。

実際の業務はきついものが多いですからね。

催し物が好きならオススメ、でも稼ぎは少ない

もし知り合いでこの仕事に就こうとしている人がいたなら、

「催し物が好きならオススメ。でも稼ぎたいだけなら体力的に割に合わないからやめておけ」

と言うでしょうね。

2024年07月20日 at 15:26
世の中の仕事、実務の現場