働く人々。世の中の仕事、実務の現場

世の中の仕事の内容や実務の現場、キャリアパスについて色んな人に聞いてみました。

小さな住宅リフォーム会社にて事務として採用されました。

仕事内容は最初は書類作成と電話、来客対応、搬入される資材のチェックなどでしたが、徐々にチラシ作成、ホームページのチェック、現場で工事後の片付けや顧客への集金、小物やカタログのお届け、リフォーム相談会のためにショールームにて接客など、ありとあらゆる可能な業務に従事しました。
仕事探しの時期が小学生の育児の真っ最中でしたので、家からなるべく近く、定時に退社できる企業を探していたところ、家から自転車で15分というところで募集していたので、タイミングが合ったという感じです。
仕事内容は毎朝出勤してすぐにパソコンを起動、その間に社長や営業社員から書類作成やメール送信、資材発注などの指示を受け、大事なメールを印刷して各担当の机に配り(パソコンが使えない社員ばかりでした)下請けの業者さんから本日の現場の詳細の質問が来たり、お客様からの電話対応、その合間に書類作成(工事工程表、工事台帳、工事が近いときは近隣あいさつ文など)をひたすら作り続け、あっという間にお昼。
正社員は10人ほど、あとは下請けさんで現場をまわしていました。
普通の商社よりは小さな仕事がけっこうあり、給料は手取りで最初は15万円ちょっと。5年ほどで昇給し、手取り18万円くらいになりました。建築系の資格(建築士、インテリアコーディネーター、CADなど)があればもっと高くなったと思います。相場より低かったのではないでしょうか?
好きだった仕事は、Photoshopを使用してお客様の外壁や内装のカラーシミュレーション画像を作成したり、クロス(壁紙)をコーディネートすること。
嫌だったのは、現場の大工や業者さんの振る舞いや工事に伴う騒音のお客様や近隣住民の苦情。ほとんどはこちらが悪いのですが、中には言いがかりや理不尽な要求のものもあり、その日は胃が痛かったです。一番辛かったのは、工事の概算の金額を電話で提示を要求され、提示すると高いだの安くしろだの(10万円の仕事を1万円でやれというような)ずっと電話口で喚かれて、来客のお客様を1時間くらい待たせてしまった事です。
やっていて良かった、楽しかった事は、やはり工事後お客様にきれいになったと喜んで貰えたときでしょうか。そう言って貰えるように、工事後の片付けに駆り出されたときは、工事してない箇所もなるべくきれいに掃除していました。
もし自分の子供が同じ仕事をしたいと言ったら、「とにかくお客様の要望に決して否定はしてはいけない」ということです。
多数のリフォーム工事をこなしてくると、自然とこのお客様にはこの商材が合いそう、とピンと来ることがあるのですが、要望を遮ってそれをおすすめしたりすると、お客様の意欲が削がれて商談決裂になってしまうことがありました。「よく分からないからおまかせします」という方にも、何点か候補を出してお客様に選んで貰います。安くはない買い物ですから、「自分で決めた」とお客様に思って貰うことが大事です。あとは、やはり笑顔でいることですね。笑顔第一です。

以前勤めていた特別養護老人ホーム(ユニット型)の仕事について

私が以前勤めていたお仕事は特別養護老人ホームのユニット型です。
正社員として勤めていました。
このお仕事に就いたきっかけは、“お年寄りが好きだから“です。
おばあちゃんっ子だった私は元々介護の仕事に興味があり、中学生位の時から「介護の仕事に就きたいな」と思っていました。
でも、勉強が苦手だった私は介護の勉強ができる高校に入ることができず、高校は偏差値の低い普通科に入学しました。
普通かの高校とはいえ選択授業で福祉関係の授業があり、3年間福祉の選択授業を選択するとヘルパー二級(現在は介護初任者研修)の資格が取れるということで私は高校1年生〜3年生まで福祉関係の選択授業を選択していました。
そして高校を卒業後は進学せずに介護施設に就職しました。
ちなみに高校を卒業後に就職した介護施設はショートステイサービスだったのですが、1年程働いた時に「なんだか会社方針等が自分には合っていない気がする」と思ったことをきっかけに退職し、特別養護老人ホームのユニット型に転職をしました。
特別養護老人ホームのユニット型に転職をした理由としては1番は自宅から仕事場までの近さで、その次に施設見学をした時に施設内の雰囲気が明るく、スタッフの雰囲気も良かったのが決め手となりました。
特別養護老人ホームのユニット型の実務や作業としては居室掃除・トイレ掃除・離床・臥床・食事配膳・食事介助・着衣交換・下膳・備品補充・入浴時の洋服準備・トイレ誘導・オムツ交換・リネン交換・口腔ケア・おやつ配膳・入浴介助・レクリエーション・利用者1人1人の個人記録の記入・薬を飲ませるが主な仕事です。
月に何度か外部からレクリエーションをしに来るので、その日は利用者1人1人のレクリエーションに参加をした感想を記入します。
そして週に何度かリーダーになる日があります。
リーダーの仕事は、毎日の実務や作業に+早番の時は夜勤者からの申し送りを詳しく聞いて遅番のスタッフが業務を開始する前に申し送りをします。
あとは昼食時に食堂から利用者全員分の食事が乗っているワゴンを持ってくるのと、10時のお茶の時間と15時のおやつの時間に昼食時と同様食堂から利用者分の飲み物やおやつを持ってきます。
ちなみに、私が勤めていた施設では月に2回会議があります。
1つの会議はユニットごとの会議、もう1つの会議は施設全体で行う会議でした。
あとは年に何度か施設全体で行われる勉強会があります。
会議と勉強会は夜勤者以外全員参加で、休日でも関係なく参加しなければなりませんでした。
会社全体で大体200人程居たので、施設全体の会議や勉強会には180人以上のスタッフが大きなホールに集まっていました。
ちなみに私が勤めていたユニット型のスタッフは20名程だったのですが、4つのユニットに分かれていたので1つのユニットに所属しているスタッフは5人前後でした。
介護施設のお給料は本当にピンキリなので勤める会社によって結構違いがあります。
私が勤めていたユニット型は、早番(7時〜16時)・遅番(10時〜19時)・夜勤(17時〜翌9時)の3交代制だったのですが毎月の平均的なお給料は22万円程です。
介護福祉士の資格を持っている先輩スタッフは25万円以上貰っていたようですが、私はヘルパー二級(現在は介護初任者研修)の資格しか持っていないため22万円程と先輩スタッフに比べて少しお給料が少なかったです。
資格の有無に関係なく毎日の作業やイレギュラーな作業を考えると「毎月30万円以上が妥当かな…」と私は思います。
毎月の平均的なお給料は22万円程で個人的には少し少ないように感じるため、介護の仕事はお年寄りやお世話をすることが好きな人でないとできない・続かない仕事だと思います。
介護施設で働く上での作業の指示は基本的にはありません。
というのも、自分で考えて動かないと仕事が終わらないからです。
もちろん「○○お願いしてもいい?」「○○やっといてもらっても良い?」などと先輩スタッフからお願い・指示をされることはあります。
ですが基本的にはやらなくてはならない仕事を自分のやりやすいように1つ1つの仕事を淡々とこなしていくだけです。
ちなみに、介護の仕事は毎日山程やらなくてはいけないことがあります。
ですが、やりたくない仕事やつまらない仕事は一切ありません。
入浴介助や離床・臥床、トイレ誘導やオムツ交換などはとても体力が消耗します。
でも、個人記録の入力や備品の補充等をすることで体力が自然と温存されるため1日働く上で体を使う仕事と心身的に休める仕事のバランスが良いためやりたくない・つまらないと感じる仕事はありませんでした。
反対にユニット型で働いていた時に私が好きだった作業は入浴の洋服準備でした。
入浴の洋服準備では利用者様が持っている洋服の中から好きな組み合わせでコーディネートを組むことができたため、「今日はご家族が来るから明るめの洋服にしてあげよう!」「今日はレクリエーションがある日だから綺麗目な洋服にしてあげよう!」などと利用者さんのことを考えながらコーディネートを組むのがとても楽しかったです。
私は特別養護老人ホームのユニット型で3年程勤めていたのですが、ユニット型勤務で辛かったことは利用者様から好かれていない時です。
というのも、人間だから「このスタッフは好きじゃない」「このスタッフは嫌」と思う利用者様も居ます。
でも、利用者様にどう思われていようがこちらはただひたすら仕事をしなければならないですし、ユニット型は1ユニット10名前後の利用者様しか居ないため正直好き嫌いを気にしている場合ではありませんでした。
なので「この利用者様は私のことあんまり好きじゃないな…」と感じてしまったり、「あの子じゃなくてあんたがやってよ!」と利用者様にお願いされた時は辛かったです。
嫌われる側になれば利用者様に対して変に気を遣ってしまいますし、反対に自分は好かれて他のスタッフが嫌われているのを知ってしまうとその利用者様と少し関わりにくかったりします。
どちらにせよこういう状況はよくあることなので仕事がしずらい且つ辛かったです。
もちろん仕事は仕事なので利用者様に嫌われていようが好かれていようが態度に出すことなく仕事をこなしていました。
反対に楽しかったことは毎日の他愛もない会話です。
毎日の仕事量は膨大ではありますが、仕事をしながら利用者様と話すことができたり、少しの手空き時間に利用者様と関わることができたりと比較的コミュニケーションがとれる時間も多かったため利用者様と他愛もない会話をしながらコミュニケーションをとっている時間は楽しかったです。
お年寄りは日によって体調や表情が異なるため他愛もない会話をしながらその日の体調を知れるのも良い点でした。
私が勤めていた介護施設はこんな感じでしたが、もし自分の子供や友人が「特別養護老人ホームのユニット型で働きたい!」と言ったら全力で応援します!
アドバイスするとしたら“毎日楽しく過ごすのみ!“の一言だけです。
仕事に対してのアドバイスは特にありません。
特別養護老人ホームのユニット型を利用している利用者様の人数は少人数なので最低限の仕事を覚えたら利用者様に合わせたお手伝い・介護をするだけなので楽しみながら過ごす・働くことが大切なのです。
介護の仕事は接客業でもあるため楽しみながら仕事をし、楽しみながら過ごすことで自然と利用者様も笑顔になります。
なので、気を張り過ぎないで楽しく頑張ることです。

パソコンインストラクターは、パソコン操作を教えるだけではないのです。

企業パソコンスクールに正社員として勤務していました。
パソコンインストラクターになりたいと思ったきっかけは、パソコンの楽しさと便利さを知ったのがきっかけです。
当時、派遣事務として働いていたのですが、WordやExcelなどの使い方が入力程度しか分からず、これからの時代Officeソフトが使えれば将来的にも安心できるのではと思い、パソコンスクールに通いました。
一番有名な資格で、なおかつWord、Excel、PowerPoint、Accessを網羅した「MOSマスター」を取得しましたが、その勉強を進めるほどに新しい機能を知ることができ、業務にも直接活かすことが出来たときに、自分が嬉しいのはもちろんですが、上司や同僚にも喜んでもらえたのも嬉しかったです。
このパソコンの楽しさと便利さを、たくさんの人たちに伝えたいと思い、パソコンインストラクターになりました。
実際の業務の中心はやはり授業です。1コマ90分を1日に3〜5コマ担当します。それ以外にも、教室の掃除やポスター・POPなどでの装飾、教室HPの更新作業などがあります。
お客様である受講生様に対しても、カリキュラムの管理、新しいコースとパソコン関連の物販の提案もあります。検定試験の手配や当日の試験官をすることもあります。
社員数は750人くらいで、1教室あたり3〜6人配属されています。
お給料は、月々約20万円に資格手当やインセンティブがつくこともあるので、同僚でも数万円の差があります。
一番辛かったことは、授業と同時に行われる日々の営業活動と、1日13〜15時間の長時間勤務のうえ残業代も出ませんでしたので、ワークライフバランスをとることが難しかったことです。
しかし、授業で伝えた機能の便利さに受講生様が驚かれたり、パソコンに関する悩みはもちろんのこと、日常の悩みなども相談されたりするなど頼りにされることも多く、そういったことを解決できたときに一緒に喜び合える瞬間がとても楽しく励みになりました。
これからパソコンインストラクターになりたいと思う人には、まずはしっかりとパソコンスキルを身につけるとほど、受講生様に喜んでもらえる機会が多くなることと、インストラクターとしての授業以外にもたくさんの業務があることを知って、チャレンジするかを決めてもらえたらと思います。