働く人々。世の中の仕事、実務の現場

世の中の仕事の内容や実務の現場、キャリアパスについて色んな人に聞いてみました。

病院を顔といわれる医療事務はこんなお仕事

私は今病院の医療事務をしています。このお仕事に就いた理由は人のためになる医療関係のお仕事がしたかったからです。昔から人のために動いたりお世話をしてあげるのが好きで医療事務員になりたいと思っていました。

この仕事内容は楽ではありません。

基本的に受付と会計とパソコンを数人いる医療事務が当番制で交替するのですが、仕事はこれだけではありません。

電話対応や患者さんの必要書類の作成、救急で来た患者さんのカルテの作成、必要に応じてはカルテ庫から必要なカルテを探し出して来たりと幅広い仕事があります。

そして月初めに必ずあるレセプト確認では今月分の患者さんの診療内容の請求額に間違いがないか一つ一つ確認して訂正する作業があります。私はそれで1週間ほど10時ごろまで居残りしています。

これだけ働いてお給料は手取りで14万円ほどです。結構厳しい職業だと思います。

作業は医療事務の先輩の指示を聞くことはありますが、だいたい自己責任です。月初めのレセプト業務は淡々としすぎてつまらないです。

ですが受付や会計で患者さんとお話するのは楽しいです。

慣れるまでは覚えることだらけで結構辛いですが、慣れてくると周りから認めてもらえるし、おしゃべりする余裕が出てきて楽しくなります。人の世話が好きな人にはやりがいがある仕事です。

この仕事に就きたいなら相手への気配り、優しさは大事だと思います。患者さんを優しく迎えてあげましょう。