私が今行っている仕事は、航空機コンポーネント製造に関する組立生産技術です。
航空機はたくさんの部品を組み立てて作っています。
しかも自動車より非常に厳しい精度が要求されます。
したがって、
- どのように組み立てるか
- 必要な道具・設備は何か
- 社内で組み立てるもの・外注に出すものを決めたり
さらにこれらの仕事をするのにどれだけの人数が必要か
など航空機生産の準備を行います。
組立に掛かっている工数を減らして利益を増やすか、が悩みの種
生産が始まってからは、如何に組立に掛かっている工数を減らして利益を増やすか、が悩みの種です。
仕事は、防衛庁、あるいは主にボーイング、エアバスといった大手航空機製造メーカーから競争入札などで受注します。
一度受注すると数十年仕事を続けることになります。
仕事の指示は主に部長からですが、日々現場で発生する問題は直ちに対処しなければなりません。
指示を受けるのではなくて、指示をする立場になります。
年収1千万円には届きません。
給料は、年収で1千万円には届きません。
品質を評価されるのを見るのが一番うれしいとき
製造業ですので、製品が完成し、顧客へ納入され、品質を評価されるのを見るのが一番うれしいときです。
それを現場の作業者と一緒に祝えれば、最高です。
航空機製造の中心は欧米。英語で会話できることは仕事を進める上で重要
もし、この仕事に就きたいという人がいたら、まずは英語を勉強しておけ、といいます。
やはり、航空機製造の中心は欧米ですので英語で会話できることは仕事を進める上で重要です。
それと、今はすべてCATIAで設計しますので、CATIAを少しは扱えるほうが良いです。
英語は習得するのに時間がかかりますが、CATIAなら入社してからがんばっても大丈夫です。