働く人々。世の中の仕事、実務の現場

世の中の仕事の内容や実務の現場、キャリアパスについて色んな人に聞いてみました。

働く前に想像していたよりもきつかった電話オペレーターの仕事をしていました

私が過去に行っていたのは、通信販売の電話オペレーターでした。この仕事に就いたきっかけは、以前に長時間の立ち仕事をしていて体調を崩してしまったため、座って行う仕事がしたかったからです。
電話オペレーターの具体的な仕事は入電への対応です。通信販売ですので、商品の購入希望者に対して必要な手続きを案内するのはもちろんのこと、商品への問い合わせ対応やクレーム対応なども全般的に行っていました。
会社全体では100人ぐらいの規模で、電話オペレーター関連の部署には50人ぐらい所属していました。私とまったく同じ仕事をしている人は全部で30人ぐらいいました。
このお仕事の平均月収は、週5日のフルタイムで働いて約20万前後でした。作業量と比較したら、多くも少なくもないと思います。
このお仕事の辛いところは、入電が殺到すると勤務中はずっと喋りっ放しになってしまう点です。トイレ休憩や1時間のお昼休憩はありましたが、それ以外の実働8時間分はずっと喋らないといけません。その結果仕事が終わった後、声が上手く出なくなってしまったことが何度かありました。喋り続けることの辛さを生まれて初めて痛感した仕事です。
楽しかったのは、仕事そのものではなくて仲間と交流できたことです。みんな良い人たちばかりだったので仲違いすることもなく、今でも続く良好な人間関係を築くことができました。
この仕事を希望するなら「人と喋ることが本当に好きではないと長続きしない」ということを、口を酸っぱくしてアドバイスしたいです。座りっ放しなのは間違いないですが、忙しい時は本当に大変な仕事だとよく言い聞かせてあげたいです。