働く人々。世の中の仕事、実務の現場

世の中の仕事の内容や実務の現場、キャリアパスについて色んな人に聞いてみました。

掛け持ちで始めたカラオケ業務が現在では本業になっています。

元々、お金を貯めるために始めた掛け持ちのアルバイトであったカラオケ業務が現在は本職になっています。

業務としては、カラオケ機器のメンテナンスやケア、接客、飲食の調理などが多いですが、私は教育や備品・外部発注品の管理なども任されています。

日々の業務は、厨房での飲食調理がメインです。

先も記述したように、私は教育も任されている立場にあるのですが、業務が中々にきついので、新人が入ってもすぐに辞めてしまうことが多く、どんな時期でも人が足りていない状態です。

現在17人ほど必要な店舗で12人しか所属していないことが店舗の悩みどころです。

ちなみに私自身は正社員ではないですが、一般のアルバイト業務の数倍をこなしているため、準社員として扱われています。

時間帯の責任者としても役職が付いているため、手当ても頂いています。
週休2、3日で月の平均的お給料(手取り)は約14万ほどです。

私と同じような役職が付いている人間が他に2人いますが、昼・夕・深夜という時間帯に1人が準社員扱いになっています。

今年で7年目に突入するのですが、7年も勤めていれば辛かった事も数多くありました。

1番辛かったのは社内恋愛が多発したせいで、店舗内でいじめが発生したことです。

私は当時から既婚者だったため特に影響はなかったのですが、とにかく社内の雰囲気が悪くて働きづらかったです。

毎日、仕事に行くのが嫌でしょうがなかった日々が2、3ヶ月ほど続き、問題を起こした社員が退職することで、また楽しい職場へ戻ることができました。

逆に楽しかった事は、基本的に仲の良い職場だったので、皆で朝まで飲み明かしたり、定休日に遊園地へ遊びに行ったりしたことです。

本当に全員の仲が良く、一番雰囲気の良かった時期は毎日のように遊んでいた時もありました。
今でも良い思い出です。

最後に、もし友人にこの職に就きたいと言われたら、とにかく忍耐力とアドリブ力をアドバイスします。
忍耐力はいろいろなお客様に対応できるように、アドリブ力はマニュアル通りにいかなかった時の為の対応法です。

カラオケというサービス業は本当に様々なお客様を相手にします。
若年層はもちろん、シルバー・ファミリー・カップルなど、時には外国人も来るので本当に様々です。

そこでどんな対応ができるかは忍耐力がとても重要だと私は考えます。

アドリブ力は特に現代の若い方に求めたい力です。
マニュアル通りやれば正解ではない世の中ですので、ぜひともアドリブ力を大切にして欲しいなと感じます。