働く人々。世の中の仕事、実務の現場

世の中の仕事の内容や実務の現場、キャリアパスについて色んな人に聞いてみました。

私が以前従事していた社会保険労務士事務所の仕事について

私がつい最近までやっていた仕事は、社会保険労務士事務所で、社会保険労務士の仕事をしていました。

ただ、ここで働くようになったのは少し変わった経緯で働く事になったので長続きしませんでした。

それは、私が社会保険労務士の資格を取得してからどこかで修行できないかと社会保険労務士会に問い合わせをして、それで紹介されたのが私が働くようになった事務所だった事もあって、事業主はすごく歓迎してくれたのですが、その事務所の事務員は良くは思ってくれませんでした。

それは私がこの仕事のど素人だったからです。

しかも、仕事自体も私が思っていたのとは違い社会保険労務士の仕事はあまりなくて、毎日の業務のほとんどが顧問先の給料計算ばかりでした。

もろろん、それだけやっていたわけではないですが、他には顧問先の会社のトラブルの相談がたまにあったり、雇用保険や社会保険の手続きがあったりするくらいで、私が思っていたような仕事はほとんどありませんでした。

そして、本当に小さな事務所だったので、私も含めて4人しかいなかった上に全員同じ仕事をしていました。

また多くの人が気になる給料ですが、本当に少ない給料で働いていました。
私は当時ここに33歳の時に就職したのですが、給料は17万円ほどでした。

大卒の初任給以下でした。
しかも、今後上がる要素は全くなかったので何の未来もなかったです。

しかも、これだけ給料が少ないにもかからず、休みが年間85日と同じ業界の中でも特に少なかったので、その点はすごく辛かったです。
これだけ休みが少ないと土曜も祭日も出勤しないといけないのでそれが本当に嫌でした。

ですから、正直言ってこの事務所で働いていて楽しかったと思った事は1度もないです。
しかも、私の味方は誰もいなかったので本当に辛かったです。

なのでこの事務所での経験と私が社会保険労務士試験に合格するまで結構苦労した事もあって、友人などがこの仕事に就きたいと言ったら絶対にやめた方が良いと言います。

それぐらい、つまらない仕事だと思いました。