働く人々。世の中の仕事、実務の現場

世の中の仕事の内容や実務の現場、キャリアパスについて色んな人に聞いてみました。

会社内で使用するシステムをメンテナンスするシステムエンジニアです。

会社内で使用しているシステムの保守、管理を担当するシステムエンジニアです。
プログラムの作成、不具合対応、システムのテスト等を行っています。

もともと大学でプログラミングを学んでいたので、それを生かせる仕事にと思って入った会社で、新しいシステムの開発を行うにあたり、メインメンバーがそちらにシフトする中、現在のシステムを保守する役目を受け持つことになりました。

仕事内容は、システムのマイナーチェンジ(作業者から依頼されたもの)、と不具合が起きたときの緊急対応が主な仕事です。

会社全体の規模は社員約2000人、同じ部署には6人が配属されていますが、外注のプログラマさんが6人いるので、12人で仕事をしています。

私の役割はどちらかというと、プログラムを組むのではなく、作業者からの依頼や不具合に応じて、外注の方々に仕事を依頼する役目で、同じ仕事をしているのは私一人です。

給料は、残業手当を含めると大体25万円程度で、作業内容からいうと少ないかもしれません。

仕事をつらいと思ったのは、システムの不具合が連発して起きる時で、気持ちが休まることがなく、もちろん残業にもなりますし、外注のプログラマの方に夜遅くまで作業してもらうことがとても申し訳なく感じていました。

楽しいと思ったのは、対応が終わってシステムが順調に動いたときです。
苦労が報われる瞬間です。

もし友人がその仕事に就きたいと言ったら、システムの保守担当はいずれそのシステムがなくなることが分かっているので、その消失感を味わう覚悟ができているならやってみたらいいと言うと思います。