働く人々。世の中の仕事、実務の現場

世の中の仕事の内容や実務の現場、キャリアパスについて色んな人に聞いてみました。

個人商店レベルの製函・化粧箱製造業は、すべての仕事をほぼ一人でしなければなりません。

個人商店レベルの製函・化粧箱製造業は、すべての仕事をほぼ一人でしなければなりません。

私はもともとは親が創業して長い間やってきた商店を経営しています。

具体的には原料の紙を仕入れ、その紙をお得意先の希望する大きさの箱にしてそれを販売しています。

家業に入ったきっかけ

もともと大学を出てからサラリーマンで営業職をしていたのです。

が、バブル経済が崩壊して、サラリーマンの将来に不安を感じていたので親の仕事をすることにしました。

毎日の仕事と報酬

毎日は基本的には製造と配送をしています。

私と年老いた親とだけでやっているので、帳簿仕事や会計の業務なども週に一度くらいはやります。

当然、毎月決まった給料などではありません。

月々でかなり変化のある所得となっていますが、月に40万円程度の収入はあると思います。

仕事の受注方法

仕事の受注は主としてお得様からの電話で受けます。

また、配送に行ったときに話をして受注することもかなりあります。

新規の営業などはあまりやりません。

店舗の新規で来るお客様にはきちんと対応します。

やはり、体と動かすとか外に出ることが好きなのか、帳簿仕事や会計の仕事にはいまだに慣れてきません。

仕事を面白いと感じるとき

仕事をやっていて面白いのは仕事が予定通り以上にうまく進む時です。

それはまるで魔法のように進展することがあります。

辛かったこと

辛かったことは、リーマンショックの後のかなりな落ち込みを経験した時です。

そのころは本当に廃業も真剣に考えたくらいでした。

子供に家業を継がせるか?

もし、私の子供や友人などが私の仕事に就きたいと言えば、やはり私は勧めることができません。

なぜなら私の業界は国内市場だけとも言えるます。

ので、業界自体が縮小しているのでなかなか拡大は難しいと思うからです。