働く人々。世の中の仕事、実務の現場

世の中の仕事の内容や実務の現場、キャリアパスについて色んな人に聞いてみました。

塾講師の仕事に就いて楽しい時間を過ごせました

塾講師の仕事に5年間就いていました。

塾講師になろうと思ったきっかけ

塾講師に就こうと思ったきっかけは、大学時代に家庭教師のアルバイトです。

生徒に勉強を分かりやすく面白く教える事に、とてもやりがいをもったからです。

塾の出勤は基本午後過ぎ

塾は学校が終わってから始まります。

なので、出勤は基本午後過ぎです。

その後、本部で会議や授業研修があります。

そして、3時過ぎ頃に授業をする校舎に着きます。

昼ご飯は遅いですが、その頃に食べます。

4時半頃から授業

4時半頃から小学生が通塾しはじめ、5時ごろから小学生の授業です。

夕方からは中学生の授業。

居残り授業などを含めると、授業が終わるのは11時前になることがあります。

それから各授業の宿題を教室のまとめノートに書いたりします。

また、今日気になった生徒の話を先生間でしたりします。

授業前に出来なかった仕事などを済ませて、12時頃に退社します。

講師は授業だけでなく、色々な係があります。

講師は授業だけが担当と思われがちですが、色々な係を先生が担当します。

私は理科実験の担当でした。

なので、実験のマニュアルを作ったりしました。

そのほか、教室長から言われた雑務で教材管理をしたりします。

新入塾の保護者連絡をしたり、広告の電話問い合わせに対応したりもあります。

新しいイベントや講座を案内したり、日によっては休憩も取れないほど忙しい事があります。

そのため、授業だけの楽しい仕事ができるというわけではありません。

が、他にも色々経験できるという部分では、業務内容の限られた専門職というわけではないのかなとも思います。

これから、塾講師になりたい方へ

もし、知人が同じ塾講師になりたいと言ってきたら、どういうか?です。

授業の予習は毎日大変だし、夜がメインの仕事だから健康的に優れない日もあります。

思うように休みが取れないこともあります。

が、生徒や保護者と合格を分かち合う時間は、とても掛け替えのない充実したものになると答えます。

塾講師として中学、高校の子供たちに英語を教えています。

私の働いているところは、小学生から高校生向けの学習塾です。

そこの1校舎で中学生と高校生の英語を担当しています。

塾講師のお仕事に内容

具体的には15人ほどの中学集団クラスを3学年週2回と、高校生の個別クラスを週1回教えています。

基本的には学校での勉強を教科書対応ワークを使ってフォローする指導をしています。

 

1回の授業は45分で、時間割にもよりますが1日だいたい2時間半ほど働いています。

個人塾なので会社の規模は大きくなく、社員は10人以下のこじんまりとしたところです。

ほとんどの講師は大学生のアルバイトで、1つの校舎に社員とアルバイト合わせて5人ほどが働いています。

塾講師のバイト代

お給料は、コマ給制でひとコマ45分で1050円、週2コマ×3学年と高校生クラスをあわせて月に35000円ほど頂いています。

ただしコマ給制のため自宅でのテスト採点作業や準備片付けのために早く来たり遅く残ったりすることにはお給料は発生しません。

塾講師をしていて辛かったこと

この仕事をしていて辛かったことは、生徒に思うように教えられないことでした。

自分が理解できるからといって生徒も同じように理解できるわけではないということに気がつき、どのように教えたら理解してくれるのか大変悩みました。

 

しかしその分、生徒が私の言ったことを理解して楽しそうに勉強してくれる時は大変嬉しかったです。

またテストの点数や学校の成績が上がっていた時には非常にやりがいを感じました。

塾講師、上手くやっていくには?

もしこの仕事に就きたい人がいたら、まずは自分が学生だった時のことを思い出して、どんな教え方が良かったか、どんな先生は良くなかったかを考えて理想の講師像を作っていくといいと思います。