私は外資系の会社で経理のマネージャーをしています。日本にある外資系の会社というと、アマゾンやマイクロソフトなどの大企業を想像してしまう方が多いと思います。しかし、日本にある外資系企業のなんと八割は従業員20人未満の企業なのです。
私の勤める会社にはもう少し従業員はいますが、小企業には変わりありません。本部は本国で上場していて、世界中で事業を展開している会社ですが、日本での事業が小さい故に、私のような者でもマネージャーに採用されたのでしょう。
きっかけは、求人募集をみて応募して採用されました。ちょうどその頃、米国公認会計士の試験に合格し、外資系での経理職を探していましたので、タイミングが良かったです。
経理の仕事ですので、主な仕事は会社の決算です。
これは、年間のスケジュールと業務は決まっていますので、それに従って行います。ランダムで、日本での最高責任者から、経理のデータやアドバイスを求められる時もあります。また、会社の本部やアジア地域本部の経理の責任者からの指示で、仕事をすることもあります。
もともと興味があって始めた経理の仕事ですし、英語力も生かせますので、この仕事は気に入っています。ただ、ひとつ辛いのは、年間の決算が毎年年末ですので、一月二日から働かないといけないことですね。
もし私の子供がこの仕事に就きたいと言ったら、大賛成です。
外資系の会社は自分の業務をこなしていれば、有給休暇も比較的自由に取れますし、語学力や英文会計の知識も必要ですのでお給料も、決して多くなくても人並みには貰えます。実は、ひそかに子供も将来子供もこの仕事に就いてくれたらと願っているんですよ。