働く人々。世の中の仕事、実務の現場

世の中の仕事の内容や実務の現場、キャリアパスについて色んな人に聞いてみました。

貿易商社の購買事務の仕事は、コミュニュケーションと責任が伴うやり甲斐のある仕事

貿易商社で購買事務の仕事をしています。

新卒で入社し、配属されたのが購買でした。

貿易商社での購買事務の仕事内容

仕事内容は、子会社である精密部品工場で使用する原材料や部品を購入し、買掛金を管理することです。

毎日の作業は、工場から送られてきた注文書に基づいて、それぞれの仕入れ先に見積もり依頼。

比較検討し、注文書発行。

納期を確認し、工場へ連絡。

商品が入荷したら、検品と個数の確認。

注文残高の把握や、納期通りに商品が入荷したか、などをチェック。

遅延がありそうなときは、工場と調整したり、他の仕入れ先を探したりすることもします。

月末には、仕入れ先から送られてきた請求書をチェックし、経理システムに入力、買掛管理台帳を作成。

これらが月単位で回ります。

お給料や仕事内容について

会社は、地方の中小企業なため、購買の部署には7名、自分と同じ仕事は2名です。

給料は、手取り月収20万円程度。

特別なスキルが必要な専門職ではないので、少なめだと思います。

作業は、課長の下、直接工場の担当者とやり取りして仕事を進めます。

事務職は、デイリー、ウイークリー、マンスリーと同じ作業の繰り返しなので、その点はつまらなく感じることがあります。

楽しいこと、つらいこと

楽しいことは、工場や仕入れ先担当者とコミュニュケーションが取れることです。

特に、どこを当たっても在庫が見つからなかった商品を、仕入れ先担当者も協力してくれて、なんとか購入できたときには達成感でいっぱいになりました。

辛かったのは、発注ミスをしてしまったこと。

部品の型番を間違えて不要な部品を購入したため、工場からの納期に間に合わなかった事がありました。

それだけでも辛いですが、上司である課長が部長から怒られていたのを目にした時が辛かった。

課長は信頼して任せてくれていたのだと思うと、申し訳なさでいっぱいでした。

購買事務の仕事は、コミュニュケーションと責任が伴うやり甲斐のある仕事です。