働く人々。世の中の仕事、実務の現場

世の中の仕事の内容や実務の現場、キャリアパスについて色んな人に聞いてみました。

24時間稼働している製造工場での交替勤務です

粉末・液体・顔料などの化学薬品を混ぜて攪拌機でよく撹拌して、押出機で熱と圧力を加えてプラスチック製品の元となるプラスチックの原料を作る仕事です。

もともと学生時代から機械に触ることが好きで、高校を出てフリーターになったのですが、新聞で求人を見つけてすぐに応募しました。
正社員で働いてみたかったこともあり迷うことなく応募しました。

日々の仕事の内容は、それぞれの製品によって原料の種類や量を間違えることなく機械に投入し、機械がスムーズに製品を作れるように機械のトラブルがあったら迅速に対応することです。

トラブルはいつ起こるかわからないので、休憩時間はバラバラでした。

出来上がった製品をフォークリフトで運んだりもしていました。

会社全体は、そこの工場だけで言えば200人くらいで、私の部署には50人くらいいました。

いろいろな製造ラインがあるので、全く同じ仕事をしている人は、ひとつの班で2人で、それを4つの班で回していたので8人です。

給料面は、夜勤手当などがあったので平均月収は手取りで20万くらいありました。

1歩間違えれば大怪我では済まない作業もあったので、給料は妥当な金額だったと思います。

ラインの稼働は生産管理部からこの品種をこれだけ(多い品種で続けて20トン)など全て生産管理部が行っていました。

仕事の中で楽しかったことは、時間よりも早く品種切り替えの作業が出来たときは嬉しかったです。

反対につまらなかったのは毎月用紙に書いて提出するヒヤリ・ハットです。

機械を触ることがメインの仕事だったので、機械がトラブルを起こした時に前工程からは原料がどんどん来るので、それをいかに止めずにトラブルを復旧させるかが楽しかったです。

しかし、もともと朝型の人間だったので夜勤があることは辛かったです。

それと帰り際にトラブルがあると引継ぎに時間がかかるのでそれも大変でした。

もしその仕事に就きたい人が居たら、頑張りすぎずにある程度自分のペースで仕事をすることをおすすめします。