働く人々。世の中の仕事、実務の現場

世の中の仕事の内容や実務の現場、キャリアパスについて色んな人に聞いてみました。

冷凍食品の倉庫でフォークリフトの運転をしていました

私は以前、冷凍食品の倉庫の会社でフォークリフトを用いて荷物の入出庫をしていました。

それより前に私は建設現場でフォークリフトの運転をしていたのですが、ちょうど、仕事を探していた時に求人情報誌でフォークリフト免許所有者の募集を見つけ、応募しました。

それは、新しく建てられた倉庫での仕事の募集でした。
私と同じフォークリフトでの作業者は12名、事務員さんが3名、管理職の方が3名の倉庫でした。

毎朝、朝礼の後、すでに待機しているトラックに荷物を積み込んだり、逆にトラックから荷物を下ろして格納するのがメインの仕事です。

出庫の場合は、事務所で印刷された伝票に従って冷凍倉庫から荷物を運び出します。

フォークリフトを使って、大抵は荷物の載っている木製やプラスチック製のパレットごと運び出すのですが、一箱や二箱といった具合に少数の荷物を手でパレットに載せながら集める場合もあります。

そして、一台のトラックに積み込む荷物が揃ったら、それをトラックの後ろに運び、あとは運転手さんが積んでいかれます。

逆に入庫の場合、トラックの後ろにパレットを置くと運転手さんがその上に荷物を下ろしていかれますので、パレットが一杯になったらフォークリフトで冷凍倉庫まで格納するのが仕事です。

この時にも事務所の印刷した伝票で荷物の種類と個数を確認する必要があります。

土日祝は基本的に休みで、残業代を別にして月給24万円で始まりました。
残業はその日の残った仕事量に応じて、何人残るかが決まりましたが、だいたい毎週2,3日、一回に1,2時間ありました。
残業代を含むと手取りは30万円前後になりました。

免許が必要な仕事ですので、まあ、内容に見合っていたと思います。

辛かったのは何と言っても冷凍倉庫の寒さです。
マイナス24度以下に設定されていて、防寒服を着てはいましたが、10分間もいれば限界でした。
それで、荷物の量によっては何度も出入りを繰り返す必要がありました。

楽しかったのは運転手さんとの会話です。
中には日本中を走り回っておられる運転手さんもいていろんな話しを聞くことが出来ました。

まずはフォークリフト免許が必要ですが、もし我が子がこの仕事をしたいと言ったら、とにかく寒さにだけは負けないように防寒対策をしっかりとするよう、言いたいと思います。