私は看護学校を卒業し、地元の総合病院に就職をしました。
最初の一年間は新卒として厳しい指導を受けながらの勤務で辛いこともありましたが、それを乗り越えて、自分で判断して働けるようになるとこんなに楽しい仕事はないと思えるようになってきました。
看護師の何が良いのかというと、まず女性が多い職場で、和気あいあいとしている雰囲気で働くことができるということです。
中には女性ばかりの職場が苦手という人もいますが、私は気を遣わなくていいし、女性が多い職場が気に入っています。
そして看護師って結構さっぱりしている人が多いので、姉御的に頼っている人もいるのです。
次にいいなと思うことは、夜勤がある仕事なので、仕事はそれなりにきついけれど、その後の昼間を自由に使うことができて、なんだか得をして気分になるということです。
若い時には、夜勤明けにそのまま遊びに行くって言う人も結構いるんですよ。
私は年齢と共に、その遊びに行くことがきつくなってきて、自宅で仮眠をとってから出かけるようにしていますが、昼間が自由に使えると、何かと用事も済ませることができるので、便利ですね。
次に良いところは、こんなにもやりがいのある仕事はないということです。
特に急変や救急が好きな人にとっては、病院という職場はアドレナリンがたくさん出る場所で、仕事が終わった時の達成感は言い表すことができません。
毎回これでは疲れがたまりますが、たまにこのような達成感を味わうことができると、この仕事をやっていてよかったなと思ってしまいます。