働く人々。世の中の仕事、実務の現場

世の中の仕事の内容や実務の現場、キャリアパスについて色んな人に聞いてみました。

コールセンターで問い合わせ対応を行っていました

大手通信会社のお客様センターにて、電話での問い合わせ対応をしていました。

事務職の仕事を希望していましたが、オフィスワークやパソコンの経験が全くなかったため、しっかりと1から経験を積みたいと思い、コールセンターの仕事に就きました。

毎日の基本的な業務は電話で問い合わせを受け、返答したり、業務担当者に電話を回したりといった内容です。

電話で受け付けた内容をパソコンに入力するという作業もありました。

1つの部署に30から50人のスタッフがおり、会社全体では100人以上がコールセンターで働いていたと思います。私のチームは10人で同じ業務を行っていました。

給料は当時で時給900円で、月給は17万円程度もらっていました。
常に忙しく、神経も使う仕事ですがお給料は業務に見合っていたと思います。
経験を積めばどんどん昇給もしていきますし、給料面では全く不満はありませんでした。

コールセンターの仕事で辛いと思ったことは、やはりクレーム対応です。
怒鳴られたり、突然電話を切られたりなどは日常茶飯事で、1日中謝っているという日もたくさんありました。
そういった日は休憩を取る時間もありませんし、定時になっても帰れないことがありました。

しかし悪いことばかりでもなく、ほとんどのお客様がお問い合わせについて返答をすると、「ありがとう」と感謝をしてくださいますし、お褒めの言葉をいただきこともあります。

そういった時はとても嬉しいですし、仕事にやりがいを感じました。

コールセンターの仕事は顔が見えない分、電話での受け答えはしっかりと丁寧に行う必要があります。落ち着いて対応できるようになるまで少し時間はかかりますが、敬語やビジネスマナーがしっかりと身につき、社会人として成長できる仕事だと思います。